白夜行、原作を読みました。

Posted at 08/09/21

私は本を読むのが遅く、最初の何章かはなかなかページが進まず、ちょっと読んではまた1週間後に続き、とかやっていたんだけど、1/4くらいを過ぎてからすっかり物語にはまって夜更かししては読みふけっていました。

それにしても1,000円だし文庫にしては厚すぎ~。

白夜行 (集英社文庫) 白夜行 (集英社文庫)

私は2006年に放送していたテレビドラマを先に見ていて、大体のストーリーは知っているのですが、テレビドラマ版とのアプローチが全く違うことに驚き、そしてドラマも原作もなかなかの傑作である事にさらに驚きました。

アプローチが違うからこそ、原作ファンが怒る気持ちも、なんとなく分かりますけどね。

原作では、桐原亮司も唐沢雪穂も、たくさんのかかわる人の視点からの姿しか描かれない。

決して心理描写はないのに、彼らが悲しい運命を背負い、寂しさを募らせている。

二人の接点や数々の犯罪の動機は、小説だと最後の最後で刑事からの推理で語られるが、ドラマでは冒頭から語られ、二人を中心にストーリーがすすめられている。

この小説を読む時にはすでに、ドラマを先に見てしまったがためか、桐原亮司は山田孝之のイメージだったし、唐沢雪穂は綾瀬はるかになっていた。特に亮司は他に俳優を考えてみても、山田くんしか適役はいないのではないでしょうか。

原作を読み、ドラマの思い切った脚色もよい事に気がつき、ドラマを見て、原作の巧みな登場人物視点の展開もよかったです。

ただ、原作のほうはぷつっと切れたように終わるラストに若干の不満はありました。そういえば西本雪穂の母の死因はドラマと同じでいいの?という謎もありつつ…。

またドラマを見返してみようと思います。(ちょうど深夜ドラマ再放送中ですし)


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白夜行、原作を読みました。

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