映画の評論に思うこと(テレビドラマもね)

Posted at 08/07/10 Comment(0)» Trackback(0)»

前から少し不思議に思うことがある。

映画の評論をする人は、大ヒット映画に対してたいてい辛口。

でも、テレビドラマの評論をする人は、視聴率の高いドラマにたいてい甘口(右肩下がりで評判悪くても、だ)。

勝手な憶測だけれど、たぶん映画の評論をする人は、ブームになってる分かりやすい映画だけを何となく見に行くんじゃなくて、もっと色んな作品を見て、目を肥やしてほしいというメッセージがあるのではないかと…。

評論家のほめる作品て、いつもつまんなそうなものばかりだなあ、と思っていた。

それはおそらく、数え切れないほどの作品に出会い、作品に対する選別眼みたいなのが鍛えられているから、多少とっつきにくい作品でも難なくこなせるようになっていることから、大衆向けの分かりやすく子供だましな作品は見ていられないのだろう…と思う。

でもね。評論をしている人のブログをいくつかみていて、そこで大ヒット映画についてのコメントとして共通して感じだことは・・・。

  • ヒットしてる事にジェラシーがこもってるように見える出だしの文章。
  • 作品全体を感じ取るのではなく、細かいつじつまに対しての突込みが多いこと。
  • そして最後に「どこが面白いのか分からない」と締めるところ。
  • 脚本演出役者に対しての辛口意見。

何を書いてももちろんブログだからいいのだけど、作品として真摯に向き合ってもくれないのかなあ…?と感じ少し悲しくなりました。もう最初から、「ケッ」って感じなのがびんびんに伝わってくるというか、ずばり大人気ない。

でも、中には、作品として真摯に向き合い、それでいての辛口コメントをしてくれる人もいました。でも、少ないんですよねえ、真摯に向き合って評論をする人は…。受けいてられない作品(趣味じゃない作品)と思ったら前置きをきちんとして欲しいなと思うんですけど、あんまりいないような。

私も、苦手なジャンルの作品はもちろんあるけれど、面白くなくても、作品の評価としてはまた別だと思います。面白いと感じる事と、作品の質は別に存在する物だと思うからです。

そして、映画を見るうえで一番大事なのは、「娯楽性」、と私は思います。面白い、感動する、考えさせられる、などなど。2番目に大事なのは、作品の質。ただ、ノンフィクションや戦争物などは質を1番に考えた方がいいのかもしれない。

他人のブログに対してどーのこーの言う筋合いはないんですが、それで食べている人の意見もたいがい似たようなものだったりもします。

「なぜ、大衆に受けるのか」というのも真摯に向き合って欲しいなあ、って思って。

***************

逆に、テレビドラマの評論をする人って視聴率にしばられて論じすぎ!という印象が強いです。裏番組の兼ね合いもあるし、期待値などもあるでしょうよ。それに月9なんて面白くなくてもある程度の固定層がいますし。木10の裏も劇弱ですし、どうしたってフジ作品は有利です。

テレビ局のプロデューサーを評論するんじゃないんだから、作品として真摯に向き合って評論して欲しいなと思います。(特に、日経エンタ)

フジテレビの良くやる手段として、おっかけ再放送やサブタイトルの釣り、最終章を使っての視聴率UP作戦があります。あの手この手で視聴率上げておいたのに、コメントとして「終盤盛り上がったため視聴率があがった」と書かれてると、ちょっと腑に落ちません。

長文で失礼しました。


"映画全般を語る"カテゴリ

駄作に気づかない感動?
ドラマ映画に求めるもの
映画の評論に思うこと(テレビドラマもね)

"映画の評論に思うこと(テレビドラマもね)"へのトラックバック

トラックバック先URL

"映画の評論に思うこと(テレビドラマもね)"へコメントを投稿

(運営者が承認するまではコメントは表示されません。しばらくお待ちください。)

上の情報を保存する場合はチェック

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

スポンサードリンク